逆流性食道炎

逆流性食道炎とは、胃酸が胃から食道へ逆流する事で食道の粘膜に炎症を引き起こす病気です。

脂肪や糖を多く含む食事、飲酒、喫煙、肥満、加齢などが原因となります。

近年は、食生活の欧米化、肥満者の増加、ピロリ菌感染者の減少などにより、逆流性食道炎の患者さんが増えてきています。

症状について

胸やけ、胃酸の逆流、のどや胸の違和感などの症状がみられ、逆流性食道炎が長年続くと食道がんを合併する場合があります。

治療について

食後すぐに横にならない、暴飲暴食や脂質の多い食事を避ける、といった生活習慣の改善が大切です。逆流性食道炎の治療には、胃酸の分泌を抑える飲み薬が用いられます。